本当に「サーマクールは副作用がない治療法」なの?

ここではサーマクールの副作用についてご説明いたします。

サーマクールの副作用とはどんな手術方法でも何かしらの副作用はあるものです。極端な話、風邪薬ですら副作用は少なからずあるものです。もちろん、副作用が出てしまう確率はその方法によって異なるため、副作用があるからやめる、ということにはなりません。

では、サーマクールにも副作用はあるのでしょうか。

よくクリニックなどでは、「サーマクールは副作用がないたるみ治療法」などといっていますが、実際のところは副作用が起こるリスクはサーマクールでも十分にあります。とはいっても、ほかのリフトアップ方法に比べれば、重大な副作用はありませんし、副作用は起こる可能性も少ない治療法であることは間違いありません。ただ、ゼロではない、ということだけは頭に入れておきましょう。

重大は副作用がない上に、たるみを解消だけでなく小顔効果、美肌効果もあるので、女性にとってメリットのほうが大きい施術方法でしょう。

サーマクールで起こる可能性がある副作用

▶腫れ
腫れについては、起こる可能性は比較的高いといえます。とはいえ、気になるくらいの腫れではなく、他人にほとんど気がつかれず、2~3日程度でおさまる程度のものです。ですが、サーマクールの初期の機械や、CPTであっても出力レベルが強すぎると、大きく腫れてしまうこともあります。
▶赤み
赤みについては、約50%の人は術後すぐに出てきてしまうかも知れません。これはサーマクールの施術が熱エネルギーを利用しておこなう治療法だからです。皮膚表面は冷やしながらおこなうとはいっても、真皮は熱で刺激を与えています。そのため、どうしても熱を帯びてしまい、赤みがでてきてしまうのです。ただ、個人差はありますが、たいていは数時間程度、その日のうちに落ち着いてきますので、副作用と呼べる程度のものではありません。ただ、「腫れ」同様に、機械や照射レベルによっては長期間赤みがとれないということも。
▶チップのトラブル
サーマクールは、専用のチップを付けて照射しますが、正規の以外のチップ(中国製であったり、期限が切れていたり)つまりサーマクールの販売元以外のチップは、すべてコピーのチップになります。そもそも元のチップが高額なためこういったコピーのトラブルが発生する場合があります。安いのにはそれなりの理由がありますのでしっかりと考えてから選択してください。
▶水疱
サーマクールは、熱エネルギーを利用してたるみを解消する方法です。そのため、やけどによる水疱ができてしまうこともあります。ただ、サーマクールはレーザーや光照射のように黒い物に反応するわけではありません。そのため、正しい方法でおこなっていれば水疱ができることはまずありません。また、肌の状態をしっかり確認していればある程度防げる副作用です。そのため、この副作用のリスクは経験の少ないクリニックほど起こりやすいといえるでしょう。

このページの先頭へ